KPOPヲタクが骨折した話(抜釘手術翌日)
前回も手術した当日は吐き気がすごくて、夕飯が食べられなかったことを記憶しています。
だから今回も、やっぱりなーと思ってました。
ただちょっと違ったのが、すごく頭が痛かったことです。
前回も少しはありましたが、格段に頭が痛かった。
でもまあ、寝て起きれば治るだろう。前回もそうだった。
実際に抜釘手術をして翌日には退院していく人も見ていましたし、何の問題もないと思いました。
と・こ・ろ・が・!
翌朝になったら、
より酷くなってる、、、
なんということでしょう。
まったく起き上がれません。
いや、軽く言ってますけどね。
今まで経験したことないレベルの頭痛と吐き気が襲いかかってきました。
11時に退院予定だったので身支度も整えないといけないのに、起き上がれない…
起き上がろうとすると頭痛がする…
例えようがないくらいの痛さです…
例えようがないけど、鼻の奥、目の奥、首の後ろあたりを内側からハンマーで全力殴打されてるような…
横になっていれば何とも無かったので、寝てれば良くなるかな…
そう思って横になって親が迎えにきてくれるのを待っていました。
そしていざ退院!となった時です。
あまりの頭痛の酷さと、止まらない嘔吐。
ぶっ倒れました。
泊まっていた病室は6階で、車椅子で1階まで連れて行ってもらって何とか帰ろうと思っていたのですが、もーね、全然無理(涙)
具合悪くて倒れたのも、死ぬかと思って泣いたのもこれが初めてです。
本当に死ぬかと思った。
そのまま処置室に運ばれて点滴を打たれ、元いた病室にストレッチャーで逆戻りです。
ちなみにこの時の点滴は一発で入れてくれました。
外来の看護師さんは慣れてるのかすごく上手!
最初からこの人にしてくれよな!(笑)
すぐ駆けつけてくれた主治医いわく
髄液減少症(低髄液圧症)
というのになってしまったらしいです。
概要は以下の引用のとおり
脊髄くも膜下麻酔では硬膜に針をいれますが、手術後に脳脊髄液がこの針穴から漏れ、脳圧が低下し、激しい頭痛が起こることがあります。発生頻度は約0.5%(170~200人に1人)程度で、通常、特別な治療をしなくても1週間程度で治まります。 また、硬膜外麻酔でも、針によって硬膜を傷つけてしまった場合には、同様の頭痛が起きます。
引用元:公益社団法人 日本麻酔科学会 一般の皆様:麻酔を受けられる方へ <13>
0.5%(爆笑)
昔からあんまりくじ運とか無い方でしたけど、こんなのあんまりです。
引用にも書いてありますが、とにかくポカリ飲みまくって安静にしてくださいと言われました。
個人差があるからいつ治るとは言えないってことで、3日間の入院延長が決定。つら。
ネットで調べまくっては不安に陥って怖くてつらくて、病室でもシクシク泣いてました。
まっっったく頭を上げることができないので、食事もできない。
でも毎日1,000ml点滴打ってるわ、言われて水分摂取しまくってるわでトイレには行きたくなりますよね。地獄でした。
トイレ行くのも命懸けですよ。わかります?
頭がカチ割れそうなくらい痛いし、今すぐにも吐きそうなんです。
病室とトイレの距離が近かったので、急いでベッドに戻れたのは幸いでした。
しばらく横になってれば回復はするんです。この病気は。
そんなこんなで、入院生活はまだまだ続くことになります。かなしみ。